本音と建前と嘘とウソ
親に言えないことを
いくつ抱えていますか。
僕はいくつも抱えています。
嘘もたくさんついています。
お互いに笑い合うことはあるけれど
心の奥底の底の底は
見せていないのです。
良いことかどうかは今の僕にはわかりません。
そして、
10年後の僕であったって
わかることはないでしょう。
世界観、夜は暗いけど、それは当たり前のこと。
僕が僕であればいい。
そう強がっても
世界はそう認めてくれない時があって
僕が僕であればいい
と思っても
世界がそう認めてくれなければ
僕が僕として僕でないと認めてしまうのだ
僕は僕なのに
見えない言えない
そんな壁が張り巡らされている
そんな壁を壊してしまいたい
あぁ
そうだ、それは
ある意味で僕を壊してしまう恐れもあるけれど
また
ある意味で僕を生み直す
そういう意味合いでもあるのだ。
そう思いたい
そう思えなければ
そう思えないのだ
僕と僕がイコールで結ばれないのだ
それがこの世界で
悲しいことなのは
僕が僕である限り
わかりきっていることなのだ。
月曜日、雨、午前9時
雨の日はいつも、あの時のことを思い出す。
雨粒が傘に跳ね返る
その音が
胸の奥を叩くんだ。
それはまるで、ノックのようだ。
それでも、まだこのドアは開けられない。
もう少し
もう少し
待ってくれないか。