夜明けぐらいの明るさがちょうどいい

都内在住、30代のゲイです。思ったりしたこと書いたりします。良かったらどうぞ。

生きる呼吸が薄い僕らは

夜の深さに身を委ねる

染まれば染まるほど

安心する気持ち

 

思いは夜に浸せば浸すほど

スープは染まるけど

口にするのは

少し、少し

怖いんだ

 

安心を求めて

死ぬまでの世界を泳いでいる

けれど

答えが見つからないまま

泳ぎきれずにきっと

 

 

朝焼けは眩しすぎる

だから

身体を隠すんだ

僕らはそんな器用に生きていない

 

光の濃度に混ぜ込んだスープは

きっと

口に合わないかもしれないけど

それが生きる道筋なのかもしれない

 

安心を求むて

死ぬまでの世界を泳いでいる

いつか

たどり着いた先が

生きた過程なら

それはそれで幸せなのかも

 

そう思う

 

そう思うし

 

そう言ってほしい