夜明けぐらいの明るさがちょうどいい

都内在住、30代のゲイです。思ったりしたこと書いたりします。良かったらどうぞ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

世界は誰のものでもない

いつか見た夕暮れが 何かを終わることを意味するのならば 何となく納得できるような そんな そんな そんな 綱渡りのような生き方を自覚している 義務を果たしているようで 認められてない そんな当たり前があたり前のように 転がっている くだらない世界が今…

みぎてひだりて

優しいのに優しくない ささくればかり目立つ ただまっすぐに歩こうと思ったって 気づいたら逸れていって ゆっくり呼吸をすればするほど 焦るこの矛盾はなんだ? 今、右手に持っているものを手放して 一歩踏み出せば何か変わるかな 風が冷たくなってきたのに …

さぁ笑え、くだらないこの世の中で

あぁ くだらない世の中だ 世界が笑う ぼくは笑えないのに 歪んだ水平線 見えそうで見えないバランス 崩れかけた視野 そのまま見えなくなる夜 寝ぼけ眼に 笑った世界に あぁ やっぱりぼくは笑えないまま 崩れ落ちた膝から 思いが揺れる 明日は明日 今日は今日…

おとしもの

無くしたものが見つからない どこで落としたのだろう あたりを見渡しても見つからない 周りのみんなが持っているものなのに ぼくは持っていないんだ どうしてだろう 教えてよ 当たり前が当たり前じゃないことを 教えてよ あなたがぼくを否定するのなら ぼく…

「明日も世界はいつものように回り続ける」

自分のものさしだけで世界を測ろうとする ゼロかイチしかない世界なのか 世界はあなただけのものではない 自分が正解と思うことしか正解としか思わない 白か黒しかない世界なのか 世界はあなただけのものではない 声高らかに放った言葉は 時にはナイフになっ…

真正面に見据えた時の呼吸の強さが

あぁ ぼくが世界に留まる理由がわからなくたって 世界は変わらず進んでいって あぁ ぼくがこの世界から要らないんじゃないかって ぼく自身を思い込ませても 世界は変わらず進んでいって 蹲ったって 風は変わらず吹き付けて 俯いたって 雨は変わらず打ち付け…

何時かわからないふと目が覚めた夜でも朝でもない瞬間

抱きしめる力はどのくらいがいいかな なんて 変なことを質問した ありったけがいい そうつぶやいた 掠れた声に ああ、そうかい と、返事をする代わりに 抱きしめた もっともっと そう言っているかのように 漏れる呼吸に もっともっと 抱きしめる 答えなんて…

夜は決して

空が狭く感じるときは 深呼吸するようにしている。 見えない何かがありそうで 見えない何かを見つけられそうで 空が広く感じるときは 瞼を閉じるようにしている。 見なくてもいいものを 見なくて済むかもと思うような気がして 表面上で掬う世界の真実は 特段…

僕という僕を殺すことも生かすこともそれはそれで僕自身なのは当然のことなのだ

世界が嘆く瞬間だ 僕が呼吸したって無意味だ けど、僕が吐き出した二酸化炭素が世界を苦しめる 消えたい僕を上書きするその瞬間、 それがその計算できない 世界のタイミングなんだ。 とりあえず進めと 叫ぶ未来の僕を 目をつぶってないがしろにした 過去の僕…

メルクマール

消える 消えて 消えて…いい? カラダガキエテモソレデイイ? ぼくとかあたしとか そんな記号は もう要らないの ぼくとかあたしとか そんな記号は もう要らないの あなたが安心して 投げた言葉は ただの記号であって それが正解ではないんです。 自分が自分と…

一握の光と粒

目を閉じて目の前が 真っ暗になればそれはそれで キミの世界の終わりでいいだろう。 目を閉じて目の前が 真っ暗になればぼくもぼくで終わる世界と 思えばきっとそれはそれで安心できるだろう きっときっと 世界がぼくの少しでも、力になってくれば ぼくが世…

距離と温度、世界とカタチ

明かりを消した 真っ暗になると思ったはずの世界は 薄っすらと呼吸によって 何が正解か わからないのに 何か正解を求めて 手繰り寄せる不完全な温度は 今を埋めるのには ちょうど良かったんだ 善し悪しを判断するのは 今じゃなくてもいいのかも 後回しにする…

きみは自分のことを 好きかい? きみは自分のことがわかっているかい。 もしも、わからないのであれば 自分の心のドアに ノックをしてみよう そしたら わかるはず。 あぁそうだ。 わかるはず。

浮かべて明日

ま白い天井に 向けて 手を伸ばして 手のひらにうつるのは なにもなくって 掴もうとしたって掴めないことも あるんだけど じゃあ どうしようね 何もしなくてもいいのかもね ただただ呼吸をして 明日に繋ぐだけでも 意味があるって そう思うだけでも 今はいい…

違和感が揺れる

地面に足がついていないようだ。 空気がうまく吸えないようだ。 そんな感じがするんだ。 不思議なんだ。 日常の輪郭はあるくせに 世界は世界じゃないんだ。 当たり前のようにある形は 誰かの足音で生まれて 誰かの呼吸で根付いて 陽のひかりがいつも以上に眩…

平等と不平等

夜は 暗いのだ。 まぶたを閉じるとかそんなことする前に 暗いのだ。 優しい声が欲しい 優しい温もりが欲しい 僕は独りじゃない そんな確かな温かさが欲しいのだ。 孤独なんて もういらない。 こんな僕だって孤独なんて定義付けは欲しくない。 優しさと温かさ…

本音と建前と嘘とウソ

親に言えないことを いくつ抱えていますか。 僕はいくつも抱えています。 嘘もたくさんついています。 お互いに笑い合うことはあるけれど 心の奥底の底の底は 見せていないのです。 良いことかどうかは今の僕にはわかりません。 そして、 10年後の僕であった…

世界観、夜は暗いけど、それは当たり前のこと。

僕が僕であればいい。 そう強がっても 世界はそう認めてくれない時があって 僕が僕であればいい と思っても 世界がそう認めてくれなければ 僕が僕として僕でないと認めてしまうのだ 僕は僕なのに 見えない言えない そんな壁が張り巡らされている そんな壁を…

月曜日、雨、午前9時

雨の日はいつも、あの時のことを思い出す。 雨粒が傘に跳ね返る その音が 胸の奥を叩くんだ。 それはまるで、ノックのようだ。 それでも、まだこのドアは開けられない。 もう少し もう少し 待ってくれないか。

居場所

優しさが欲しい時と要らない時と そんな時が生きている中で何度かあって けど、そっと肩を寄り添える そんな居場所があるだけで 素直になれるそんな時があるのだ。

かも。

この時期に こんなに雨が降るなんて 東京なのに。 けれど。 夜夜降っていた雨は 朝になったら止んでいて。 それが、わかっただけで。 なんとなく、 つま先は向かう方向に 向いて、 なんとなく、今日を 駆け抜けることができるかも。 なんて、思えて。 そんな…

泣きたいならば泣いて、泣けないなら目の前に

泣きたいときに泣きたいと思うそんな夜明けて朝。変わらず泣きたいときに泣きたいと思うそんな朝。 変わらない世界がこのまま広がっていくことにたまに声を荒げて。ぼくはぼくであたしはあたしで代わり映えしない世界でも認められなければ代わり映えしない世…