夜明けぐらいの明るさがちょうどいい

都内在住、30代のゲイです。思ったりしたこと書いたりします。良かったらどうぞ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

生きよう。

机の上に広げた あれやこれやの日常 こんなものが、ぼくの全てを支配するなら 今すぐ消してしまえ 机の上に広げた あれやこれやの日常 それを大切に抱えた腕が傷つくのなら 大切なことを履き違えている だれかのために ではなくて じぶんのために じぶんのた…

世界を終える準備をしてもぼくらはまだまだ

明日という陽が昇れば そんなの関係ないんだって気づく 陽の光を浴びれば わかるんだ ぼくのふと思う想いなんて しようもない想いだってことを。 布団に潜り込んだって あぁ……暑いんだ 熱いんだよ ぼくがぼくとして まだ歩けって思う気持ちと 明日という陽が…

しずく

冷たい雨が降っていた 傘をさせばいいのにぼくら 黙って、手を繋いでた 寂しい今日がないように ないようにとぼくらは 黙って、手を繋いでた 無意識に頬を伝った雫は 雨粒だろうか 冷たい雨が降っていた 傘をさせばいいのにぼくら 黙って、手を握り締めた 寂…

宙に浮かんださようなら

さようなら を言うのは簡単だ なんて、思ってた でも、 またね。 が、言えない さようなら が、こんなにも悲しいことだなんて 想像もできなかったよ いつかの朝が いつかの夜が 滲ませていた空気が もう戻らない そんな色味を つぶやいた言葉をしまいきれず …

こういうことなんだ、こういうことなんだ、世界は。

消しゴムを持った 右になぞった 1つの意見が消えた 消しゴムを持った 左になぞった 1つの意見が消えた 単純にシンプルに 誰かの幸せを 誰もが祝福できる そんな世界を そんな世界を これからを生きる人たちで 創り上げられたら どれだけ素敵なことか。 聞…

ルール

夜の色は深い方がいいんだ なにもかも溶けるような気がするから ぼくがぼくでいるかぎり 世界のルールに当てはまらないときがあるけれど ぼくはぼくだから 世界のルールなんて知らないんだ 朝の色は真っ白の方がいいんだ 何もかも照らして気にしないくらいの…

2021/03/22 10:50

いつもと変わらない朝だ 呼吸もそのとおり ただ、少しずつ星が見えなくなっていく 生まれるものもあれば 消え行くものもあるんだね まぶしい光だ 目の前をもっと照らしておくれ ぽっかり空いた穴を 注ぐように照らしておくれ いつまで経っても満たさない 満…

素晴らしい世界

何もかも信じられないといったように 前を見据えたきみに ぼくは言うんだ そうだよね。そうだよな。 風の匂いが暖かくなるとわかったから ぼくら右足から前を出してみるんだ 差し込む光は何色だろう ぼくもきみも好きな色は違うんだよね だから 何色でもいい…