夜明けぐらいの明るさがちょうどいい

都内在住、30代のゲイです。思ったりしたこと書いたりします。良かったらどうぞ。

素晴らしい世界

何もかも信じられないといったように

前を見据えたきみに

ぼくは言うんだ

 

そうだよね。そうだよな。

 

風の匂いが暖かくなるとわかったから

ぼくら右足から前を出してみるんだ

差し込む光は何色だろう

ぼくもきみも好きな色は違うんだよね

だから

何色でもいいんだ

 

ぼくもきみも

好きな夢を見て生きよう

誰かが夢見た世界は要らないし

誰かが夢見た理想も要らないし

今、目の前に見える世界は

ただのくだらないものだって

 

そう思えば

 

そう思うと

 

今、夢見た色に塗り替えて

 

あぁ

差し込む光は

 

何色だろう

 

きみは?

 

 

ぼくは?

 

 

あぁ。素晴らしい世界だ。